2018年2月6日火曜日

2/6例会:会員卓話(鈴木常雄君,本田義則君)

第1335回例会(丸森年度第27回)

2018年2月6日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽

丸森英一会長挨拶

立春を過ぎても寒い日が続いています。テレビ報道によりますと2月は平年より低めの気温で推移するそうです。
さてピョンチャンオリンピック、パラリンピックまで後3日になりました。日本選手のメダルは、どうなるのでしょうか。私の場合ですと、個人的に興味のある選手は夏のオリンピックでは外国人もいるのですが、冬のオリンピックはそれほど詳しくはなく、やはり日本人の活躍が気になります。2月3日は、スキー複合の渡辺暁斗氏のレースを見ていました。今季絶好調の暁斗選手ですので勝つと思っていましたが、前半のジャンプが本来の出来ではなく3位に終わりました。やはり勝負の世界の厳しさを実感させられました。出来れば4個以上の金メダルを取れたらと思っています。皆さんは、どのように予想しているのでしょうか。
話は変わりますが、今日のプログラムは久しぶりの会員卓話となります。鈴木常雄君,本田義則君がどの様な話をなさるのか楽しみにしています。

幹事報告 横山仁幹事

  • 2月のロータリーレートは1ドル110円です。
  • 先日ガバナーから連絡が来まして、RI会長賞が確定しました。
  • ガバナーより当クラブにはガバナー賞も取って頂きたいとの事で3月17日に寒河江のハートフルセンターで職業奉仕セミナーがあり5名出すとガバナー賞が取れるようですので会員のご協力宜しくお願い致します。
  • ガバナーエレクトより国際協議会へ参加してきた報告が来てますので回覧致します。
  • 本日例会終了後理事会がありますので理事の方はお残り下さい。
  • 抜粋の綴りが届いておりますのでポスティングしてあります。余っている分がありますので誰かにあげたい方はご自由にお持ちください。
  • 米山寄付金の領収書が来ておりますのでポスティングしてますのでお持ち下さい。

次年度理事選考委員会 本田義則委員長より報告

以下の次年度役員が理事会にて承認されました。
  • 次年度会長エレクト 鈴木常雄君
  • 副会長 鈴木晃市君
  • 奉仕プロジェクト担当理事 平林敏男君

ロータリー情報委員会 本田義則委員長

「ロータリーの友」見どころ紹介:2月は平和と紛争解決月間/ロータリーの原点を思い出す/各地区のガバナー公式訪問/地区大会の報告に第2800地区鈴木一作ガバナーの所感/会員の後継者を勧誘/奉仕活動/最上RCの大型絵本寄贈/など
ガバナー月信2月号の見どころ紹介:RI会長賞の進捗状況/地区補助金申請/南陽高校インターアクトクラブ掲載/など

2月の会員誕生紹介

おめでとうございます

スマイル

  • 高橋眞己君・・・遅刻をしてしまいました。
  • 丸森英一君・・・RI会長賞がもらえました。また鈴木常雄さんの副会長に期待しております。
  • 飯塚一博君・・・RI会長賞おめでとう!
  • 鈴木常雄君・・・次年度会長エレクト 皆様ご協力お願い致します。
  • 本田義則君・・・先週欠席いたしました。又大雪がこれ以上続かないように願いまして!
本日5名、合計9千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕事業に使われます。ありがとうございました。

本日のプログラム 会員卓話


鈴木常雄君

ロータリーも16年目となりますと、会員卓話と言われても何回か回ってきて、仕事の話も底をついて何を話そうかとかなり悩みました。
皆さんは登山をされた事があるでしょうか?実は私、二十年も前になりますが、世界遺産の屋久島の登山に行った事があります。
あるお得意様の旅行だったのですが、旅館に一泊しまして、次の朝6時に送迎のバスで登山口に行きまして、インストラクターの元登山が始まりました。頂上の縄文杉までは約7時間、昼過ぎの1時頃に到着しました。体力的にかなり疲れたのですが、樹齢4000年以上という縄文杉を見た時には、登って良かったと感動したのを思い出します。あまりの大きさに何度となく雷に打たれ、折れたところからまた新しく木が伸びるという生命力に驚きました。
屋久島では月に35日雨が降るというぐらいほぼ雨が降ると言われている。そのため樹木が常に湿気を帯びていて、雷とかの倒木の後に新たに芽がついて成長していくという事でした。
それから2年程前になりますが、近所の仲間と月山に登山に行きました。その時は仲間の一人が登山の途中で酸欠状態になり、酸素缶で酸素吸入をして、何とか頂上まで登りました。頂上には月山神社がありまして、そこでお参りをして景色を眺めた時に
・頂上から見降ろす雲海の美しさ
・空気のおいしさ
・あんなに水がおいしいと思った事がありません
・タバコもおいしかった
かなり苦しかったけれど、登って良かったなと思いました。
そんな頂上を楽しんだ後、今度は余裕をもって下山となります。
月山は山形県の中央部にあり標高1984m
・日本百名山
・名水百選
・水源の森百選
に選定されています。
日本海からの季節風で雪が多く、残雪期に多彩な高山植物が花を咲かせます。標高3000m以上でしか咲かないような花も咲く周りの景色を見ながら下山すると、すがすがしい気分になります。

また今年も7月1日の山開き以降、前回登った仲間とまた登ろうと思っています。天気・日程を調整して、万全の体制で行きたいと思います。
何よりその反省会が一番楽しみです。
皆さんも一度登山はいかがでしょうか?

本田義則君

私は損害保険を中心に活動しております。災害とは明日来るかもしれないものです。まずは地震、風水雪害(今週から過去最強クラスの寒波の再来予報がでております。)、いつ直面するかわからない火山噴火、(つい先頃草津白根山の噴火や山形蔵王山にも警戒レベル2への引き上げがありました。)など、災害の防災や減災に役に立つ情報やエピソードをご紹介致したいと思います。

  私たちの住む日本は世界有数の地震多発地帯です。何と言っても2011年3月11日宮城県沖で発生したマグニチュード9・0の東北地方太平洋沖地震を思い浮かべる方も多いと思います。予想を遥かに越える津波を伴い各地に大きな被害をもたらしました。その爪痕は 間もなく7年目を迎える現在でも色んな形で痕跡を残しております。地震はいつ何処で起こるかわかりません。中々難しいのですが日頃からの備えが大切と言われております。会員の皆様、備えは大丈夫ですか?揃えておきたい防災用品は各家庭の家族状況に合わせた非常時の持ち出し品を性別、年齢、家族構成に合わせて用意しておきたいものです。

この災害を補償する地震保険があります。この保険は地震、噴火、津波が一括りとなっており国が再保険として関与しております。広範囲にわたる地震リスクを民間の損害保険会社のみでカバーする事が困難の為政府の関与で安定的な低価格の保険料を提供する事が可能となっております。

都道府県別地震保険付帯率は山形県は東北地方では最下位の62・5%です。最上位は宮城県86.4%続いて高知県の84.8%です。又地震保険料率つまり保険料は県毎に違っており昨年の1月に保険料が改定されました。さらに来年の1月に改定の予定です。これらの数値に依って、地域毎の地震リスクの今が見えてくると思います。しかしながらまずは命あってこそのものだという事を忘れてはいけません。

大震災の際実際に一度避難してからもう大丈夫だろうと誤解して自宅に荷物を取りに戻って被災してしまった方が大勢いました。まずは命の安全を確保する事を最優先にした行動を心がけて いただきたいと思います。地震災害では有りませんが私のお客様で自宅火災の際一旦避難した後で忘れ物を取りに戻りそのまま亡くなられた方もおります。

命の大切さが第一です。又災害被害を減らすためには、まず自分(自分の身は自分で守り地域にあるリスクを知る)、家族(家族同士で力を合わせる)、ご近所や地域の連携(身近にいる人と力を合わせて出来ること)事など日頃からのつながりや訓練への参加が大切です。南陽市内での自主防災組織は平成25年頃からほとんどの地区で組織化されております。皆様も時折防災無線放送を耳にしている思います。昨年度はシェルターなんようホールで最上川上流を中心に山形県史上空前の甚大な被害をもたらした羽越水害が50年の節目を迎え、最上川防災フェアが開催されました。会員の中で参加された方もいらしたと思います。最近では平成27年9月11日発生の関東、東北豪雨災害時の雨雲が、もしちょっとだけ西にずれていたら置賜も羽越水害と同じ位の被害になっていたかもしれないと言われております。また平成28年8月30日は私が当クラブの会長をしており、ガバナー公式訪問例会でしたが強力な台風10号が山形県を横断するとの予想がありやむ得ず例会を休会と致しました。しかしながら予想が外れ岩手県内を縦断しその地域には大きな災害をもたらした事は記憶に新しいと思います。

 トランプ大統領は否定しておりますが地球温暖化での影響の性か激甚化する大雨は山形県内統計上時間雨量30ミリ以上の雨の回数が20年前の2・4倍と増え、最近では年平均13・9回と増え続けております。南陽市でも平成25年7月18日22日.平成26年7月9日10日と2年続けて豪雨災害が発生いたしました。火災保険での水災支払い対象事故件数は相当数に成りました。保険の支払いの基準は床上浸水もしくは畳部分への浸水、地面より45センチを超える浸水、又は損害割合が30%以上の損害が生じた場合です。しかしながら、床下への泥の流入では保険の支払い対象にならずご苦労なされた方が大勢おりました。現在では上記の条件が無くても水災による損害が生じた場合支払い対象となる特約もあります。 自家用自動車車両保険での水災対象事故は当社で23台もの件数があり、限定車両保険でも支払い対象となります。高年式の車は後日配線の腐食等のトラブルが発生し支払い対象となるケースもありました。水災で動けなくなった車両は自動車保険に自動セットされておりますロードサービスで無料での搬送が受けられます。後日の車両保険の無い契約者からの相談を受けました。吉野川豪雨災害直前、自分の車が流されそうだと聞いて知人に車の鍵を渡して移動をお願いした所、引き受けた知人が慌ててしまい車の鍵を紛失しました。結果として車が水没してしまいました。さて知人に対し賠償請求が出来るものでしょうか?という事でした。結論から申し上げますと一歩間違えば命に関わる緊急事態の中で鍵を紛失する事も想定内に入るとの弁護士のアドバイスを受け命の大事さを考慮すれば賠償請求は無理との説明を申し上げました。

最後に山形県の活断層ついてお話をしたいと思います。山形県でも地震が起きる可能性が指摘されております。現在知られている活断層帯は①庄内平野東縁断層帯②新庄盆地断層帯③山形盆地断層帯④長井盆地西縁断層帯などが明らかにされております。活断層とは約200万年前から現在までの間、動いており将来も活動する事が推定される断層を言います。私達の地域に一番近い長井盆地断層帯は朝日町から米沢市までの約51㎞と言われており、最近は活断層50m以内の県有施設として県立置賜農業高校温室4棟が公表されております。平均活動間隔は約5000年から 6300年と想定されております。気の遠くなる様な話ですが「天災は忘れた頃にやってくる」との言葉通り、先にも申し上げました様に命の大切さを最優先に行動する事を再度申し上げてまして卓話と致します。


川井利幸君

寒波到来による水道管破裂の状況について
2回にわたる寒波で、水道管の凍結や破裂が多発。凍結防止のヒーターが外れていたり、出しっぱなしのはずの井戸水を止めてしまったり、ちょっとしたミスで大きな被害になる。市内でおそらく600件程。まだまだ寒さが続きます。十分気を付けてください。

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