2017年11月28日火曜日

11/28例会:ゲスト講話 市農林課山口氏 市のぶどう栽培・ワイン生産

第1327回例会(丸森年度第19回)

2017年11月28日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽

ポールハリスフェロー認証 鈴木常雄君


丸森英一会長挨拶

昨日、今日は小春日和とも言える日が続きましたが、週末の天気予報はまた雪のようです。また西高東低の冬型の気圧配置が続くのかと思うと、気が滅いってきます。私は幼い頃、最近はあまり聞く事が無くなった言葉ですが腺病質といった体質でした。当時私が両親と共に住んでいた場所は道路に面していました。雪が積もると雪を踏む音が聞こえてきました。風邪をひいた夜などは雪を踏みしめるザクザクと言った音が気になり、父親などによく人が歩いているなどと言っていました。後年になって人から教えられた訳でもなく気付いたのは、その当時聞こえていた音は頸動脈を圧迫されて出た音だったのです。のっけから暗い話で申し訳ないのですが、どうしても新聞、特にテレビは視聴率第一ですので、座間市の殺人事件とか、日馬富士の暴行事件などもかっこうの話題として毎日の様に放映され続けています。そうした中で明るい話題を見つけ出し各事業所で生かしていくのが、リーダーの大事な使命ではないかと思い及びました。
ロータリーが関係する事では、当クラブの大型絵本の贈呈、及び読み聞かせが山形新聞に掲載されたこと、インターシティーミーティング(IM)の慰労会が本日開かれる事などが思いつきます。是非IM慰労会には、自己負担金1,000円に比べ慰労会の意味での祝宴となりますので参加頂きたいと思います。以前当クラブの会員であった金田屋さんでの慰労会ですので、大変おいしい料理、お酒をいただきたいと思います。思いきり楽しい一足先の忘年会を楽しんで下さい。

幹事報告 横山仁幹事

  • 11月12日の地区大会の欠席者のプログラムをポストしました。
  • 今日の例会後、会長・副会長は残って下さい。

スマイル

  • 鈴木俊明君・・・一昨日の日曜日に南陽市制50周年記念演奏会で歌いました。新しい市民文化会館のステージで初めて歌いましたが、音響が良く気持ちよく歌えるホールでした。協賛会社の企業年齢が紹介されていて、黒澤ファームさんの456歳に圧倒されました。
  • 鈴木常雄君・・・ポールハリスフェローいただきました。
  • 高橋正一君・・・市制50周年で混声合唱団(鈴木俊明さん、濱田さん参加)の歌声を聞いて感動!
  • 高橋眞己君・・・山口さん御苦労様です。
  • 黒澤信彦君・・・企業創立13年なのですが、黒澤家としては私で21代になります。
  • 飯塚一博君・・・農林課山口さん、本日の講話よろしくお願いします。
本日6名、合計6千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕事業に使われます。ありがとうございました。

本日のプログラム ゲスト講話

南陽市農林課 地域産業振興主幹 山口広昭 様
(概要)
南陽市のぶどう栽培は約370年の歴史がある。/大正初期頃の収益は1反あたり132円、米は1反40円であったので、高収益。/日本ワインぶどうの父と言われる川上善兵衛さんの熱心な技術指導で栽培が広がった。/昭和30年代に種無しデラウエアが開発され、昭和40年代50年代には爆発的に作られた。/
赤湯ワインの歴史は東北最古。酒井ワイナリーが1892年に創業し、今年で125年。/日本最古は政府の政策で1874年に山梨県。それから20年足らず。/ぶどう・ワインの産地として南陽市は非常に古い。/ワイン副産物である酒石酸が軍で重用された。/ワイナリーは4社になり、今年9月に80年ぶりに新規のワイナリー「グレープリパブリック」が創業し、5社になった。/日本で作られるワインのうち国産ブドウを使ったものはたったの2割。8割は輸入果汁などで作っている。/来年酒税法が改正されGI表示(地理的表示)を厳格化。「日本ワイン」は日本産ぶどう100%のみ。土地名表示は85%以上その土地産。南陽産ワインには追い風。/輸入ワインの関税引き下げなど逆風もある。/
耕作放棄地が増加し、南陽市のぶどう栽培は深刻な危機。/急斜面での栽培は大規模化が困難で敬遠される。/ワイン特区で最低醸造量が緩和され、小規模でも参入可能に。/第1次・2次・3次産業がうまく一体となれば高収益も可能。これが6次産業化/南陽市で耕作放棄地バンクを始め借り手を紹介。/ワイン用ブドウ栽培支援募集プロジェクト 予約販売の紹介/山形県に帰ってきたと実感するのは十分一山のぶどう園の景観。それを守るためにもぶどう栽培再生に協力いただきたい。/将来の運動として苗木の資金援助ファンドを検討している。/市民の運動として働きかけたい。/など

質問

佐々木俊君:耕作放棄地は十分一山の何割くらいあるのか。
山口氏:かつて松林だったところを開墾した場所。昔の測量で正確に分かっていない。現在調査中だが、およそ4割~5割と思われる。

(参考リンク)
南陽市「耕作放棄地バンクを活用した醸造用ぶどう栽培プロジェクト」
http://www.city.nanyo.yamagata.jp/chihousousei/1785.html

支援募集プロジェクト#001 ぶどう栽培者のオリジナルワインで モノ好きなお客様の声に応えたい!
http://www.city.nanyo.yamagata.jp/chihousousei/image/37259download.pdf

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