2017年10月3日火曜日

10/3例会:国際奉仕委員会担当 ゲスト講話ジェイ先生

第1321回例会(丸森年度第13回)

2017年10月3日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽
本日のお食事はビーガン(完全菜食主義)のジェイ先生に合わせて動物性のものは不使用。
刺身こんにゃく,野菜天ぷら,炊き合わせ,煮しめ,柿の白和え,漬物,ご飯,味噌汁。

丸森英一会長挨拶

皆様はルーの三原則と言う言葉を聞いた事があるでしょうか。余り聞いている人、覚えている人は少ないかと思っています。私がその言葉を聞いたのは、中学校の保健体育の授業でした。今でも忘れないのは、大仰にルーの三原則と称えるわりには、分かり易く、言われなくても当然な事だったからなのです。うる覚えですが、
  1. 強すぎる運動は体に悪い。
  2. ほとんど運動しないのも体に悪い。
  3. 適正な運動は健康な体を作る
と言った様なものだったのです。
前段でこうした事をお話ししましたのは、フィンランドシンドローム、フィンランド症候群の話をしたかったからです。フィンランド政府がいわば国を上げる形で40才から60才までの以下の人々について20年間追跡調査した結果が発表されたからです。
  1. 一つには禁煙、適度な運動をして食生活の上でも気を付けた生活を行っている人々
  2. もう一つはタバコ、飲酒などについては、自分の気持にまかせ、他にも特に食生活を気にする事も無く、運動なども自己都合で行っている人々。
そして10年以上も前に結果が発表され世界に驚きを与えました。2の人々群が1の人々よりも健康な人が多いとの発表だからです。私も2に入るので多少ですが、すくわれた気がいたしました。あまりにも健康に気を使うより、楽天的な人々の方が良い、一言で言えば過ぎたるは及ばざるがごとしとの事なのでしょう。
さて、10月はこれから当クラブにとって大事な二つのイベントが有ります。まず10月10日には、ガバナー公式訪問があります。既に公式訪問を終えている臨雲クラブに横山幹事がその時の進行などについて、聞いているところです。10月10日は夜の例会となりますが、集合時刻について、6時半より前になると思いますので、ファックス等に十分気を付ける様お願いいたします。そして10月15日のインターシティーミーティング(IM)です。本来今年のIMはガバナー主催でやるとの方計なのですが、第6ブロックでは当クラブから申し入れをして、南陽東ロータリークラブ主催で行うものです。公式訪問、インターシティーミーティング共に個々の都合はお有でしょうが多くの皆様に参加いただきます様、お願いいたします。

幹事報告 横山仁幹事

  • 本日の理事会はありません。
  • 地区大会当日の交通手段を確認しましたが、乗用車の駐車場がありませんのでできるだけバスをご利用ください。
  • 10月のロータリーレートは1ドル112円です。
  • 来週の例会はガバナー公式訪問です。会長・幹事・会長エレクト・副幹事は16:45集合。一般会員は17:45集合でお願い致します。

委員会報告

  • プログラム委員会 平林委員長・・・来週はガバナー公式訪問。17:45集合 南陽座にて。
    10/15はIM 11時集合。
    10/30は3クラブ合同例会 南陽臨雲RC担当 18:30開会 丹泉ホテルにて。
    本日のプログラムは国際奉仕委員会担当。ゲストに外国語指導助手(ALT)でドイツ出身のジェイ先生をお招きしての講話です。
  • IMテーマ委員会 菅野委員長・・・この例会終了後に熊野大社證誠殿にてIMのリハーサル・現場確認を行います。
  • 情報委員会 本田委員長・・・「ロータリーの友」見どころ紹介。RI会長のポリオ撲滅メッセージ/米山月間特集/難民問題/「人道の4つの敵」/私の一冊「代表的日本人」/など
  • IM懇親会委員会 川井委員長・・・IM終了後2次会をドリームスにて行う予定です。参加確認を回覧します。
  • 社会奉仕委員会・・・会員誕生紹介 川井正一さん(欠席)

スマイル

  • 飯塚一博君・・・ガバナー補佐を高橋さんにご指名いただきまして大変ありがとうございます。
  • 桑原利博君・・・ジェイ先生、本日はありがとうございました。
  • 佐々木俊君・・・ジェイ先生には我が家の長男がドイツ語を教えていただきました。
  • 丸森英一君・・・眞己さん、ガバナー補佐を引き受けて頂き有難うございました。
  • 高橋眞己君・・・ガバナー補佐、協力宜しくお願い致します。
本日5名、合計6千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕事業に使われます。ありがとうございました。

本日のプログラム

国際奉仕委員会 桑原利博委員長

ゲスト紹介:南陽市学校教育課でALT(外国語指導助手)を勤める Jay Kraemer-Jones(ジェイ クレイマージョーンズ)先生
ビーガン:完全菜食主義とも言われるが食べるものだけでなく、革や羽毛なども使わない。動物に負担をかけない生活。

ジェイ先生の講話


(概要)
自己紹介。ドイツ生まれ。父はイギリス人、母はドイツ人。ドイツの高校卒業後イギリスの大学で日本語とビジネスを専攻。京都の立命館大学に留学。和太鼓サークルに所属。帰国後、国際税理士として仕事をしたが、日本に戻りたい気持ちが強くなり戻ってきた。
日本の日常生活での驚き3つ。
1.ドイツは自動車メーカーも知られているが車の運転にも誇りを持つ。交通ルールを大事にし、守らない人に対してクラクションを使う。日本人はそんなことはしない。後部座席のシートベルトを日本ではしない人が多くショック。
2.日本人は食べることを大事にする。旅行では「何を見る」「誰に会う」より「何を食べる」が優先しているように感じる。テレビ番組でも食べ物の話題が多い。しかし、ビーガンなどのような考え方はあまり見られない。ヨーロッパではビーガン用の食品がすぐに分かる表示がある。ただ今日のようにビーガンに合わせてくれることも多く、思いやりに感謝したい。
3.日本人は洗濯回数が多い。どこのマンションにもバルコニーがあり、恵まれていると思ったら、洗濯する場所だと言われショック。ヨーロッパではバルコニーは日光浴や友人とくつろいだりする場所。

なぜ日本に興味を持ったか。漫画がきっかけ。「頑張ればできる」「あきらめない」漫画が多い。ヨーロッパではあまりない考え。才能が有るか無いか決めつけた考えが多い。日本の「がんばる」発想に惹かれる。ただ「がんばる」のも限界がある。休む・寝るのも体と脳にとって重要。頑張り過ぎないようにほどほどに。

質問

和田廣君:日本に戻りたいと思った理由は?
ジェイ先生:日本に留学して、親切さ、お互いを大事にする気持ちが嬉しかった。ヨーロッパに戻って日本人の優しさが恋しくなった。

佐々木俊君:ドイツではメルケル首相など移民政策を重視している。日本は移民の受け入れがごく少ないがどう思うか。
ジェイ先生:メルケル首相以前から、移民は多い。国民の3割は移民を先祖に持つ。私も父はイギリス人。移民は日常。言葉や文化・宗教の点でトラブルもあるが、ダイバーシティ(多様性)の点で素晴らしい結果になると信じている。

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